先日、保育のお仕事をしている親族からお話がありました。
「子供たちの視線を集めるために使う小道具を作ろうと思っているんだけれど、手伝ってくれない?」
もちろん快く了承。
なんでも、絵本を読み聞かせるときに注目させるため、童謡を歌うそうです。
あまり細かくは聞けなかったのですが、「ねずみが一匹チュー!」と歌いながら、箱からハツカネズミが出てくる指人形の小道具があるそう。
「いないいないばあっ!」の原理と同じなのでしょうか。箱からネズミが出てくるという楽しみがあるんでしょう。
この小道具を購入することはできないことはないらしいのですが、どうせなら身近なもので作れるのでは?と考えて製作に至ったようです。
しかし、製作半ばで力尽きてしまい、バトンタッチ…ということに。
キットがあるわけではなく、一から材料を集めて作り始めたとのことですが、製作時間があまりない中、完成まであと半分というところまで来ていたようです。
いやこれはとても頑張りました。すごい。
後の半分はお任せください…!!!!
というわけで、お預かりした状態。
円柱の段ボール芯に、親指と小指を引っ込ませた軍手をセットして、内側の芯に当たるところに線を引いておきます。
三匹のハツカネズミの指人形を手縫いでちくちく…
刺繍を久しぶりにしたので少々いびつですが…遠目からならばれない…はず…。
円柱の芯に布をかぶせて、軍手と縫い合わせます。
この時、先に書いておいた線に沿って布を合わせ、軍手の伸びに合わせて縫います。
広げて装着するときに、縫い糸に余裕がないと広げられないからです。
内側を縫い合わせたら、布で芯をくるみ、底辺になっているところの軍手と布を縫い合わせます。
ここはコの字縫いでピッタリできるように。
浮いてしまうと、そこから軍手が外れていってしまいます。
あとは、円柱の中の軍手と、指人形を合体させれば…
できあがり!!
下から手を入れて、指を通せば…
ねずみさんたちを動かすことができます。
ちなみにちょっとだけ動かした感想。
自分が動かしてるという感じがあまりしない。不思議な感覚でした。
あとかわいい。
これで子供たちの視線を集められたら大成功!
うまくいくことを祈りましょう。
本日で10月は終わりです。
早いものですが、来月も製作に打ち込めるよう、がんばります。
それでは……ハッピーハロウィーン!!
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