6月、梅雨本番

相変わらずのいいお天気です。

梅雨前線が仕事をしてくれていません。

せっかくのレインブーツも埃をかぶってしまっています。

 

空梅雨(からつゆ)……というらしいです。

梅雨の時期なのにまったく雨が降らないこと。

結構じめじめに期待していたのですが、これはこまった。

というのも、お洋服の衣替えも兼ねて構えていました。

長袖から半袖に移るちょうどいい気温になるので、薄いカーディガンなどで調整しやすくなるのです。

しかしながら、カーディガンの役目が出てこなさそう。

しいて言うなら、スーパーの冷蔵コーナーに佇む時に役立つくらいでしょうか。

冷蔵コーナーに佇む時間より、往復の日差しが照る中歩く時間の方が長いので、着て行くと暑さ倍増しそうですが、日焼け防止効果と我慢して着ることにします。

 

こういう時に役立つのって、冷感布で作られたパーカーやカーディガンなんでしょう。

市販品でいいものがあるか、今度漁ってみます。

 

 


 

前回に引き続き、日傘の製作工程をザックリですが、見ていきます。

準備段階はこちらの記事へ。

材料を手元に集めていざ製作。

 

手順はこんな感じでした。

 

  1. 型紙を切り抜き、布に乗せて必要枚数裁断。
  2. アイロンで整える。接着芯もこの時付けて、ピッキングはさみなどで縁を切る。
  3. 縁になる部分を三つ折りにして直線縫い。
  4. 三角形どうしを縫い合わせ、円形にして「ネームバンド」とボタンを付ける。
  5. 4の縫い代処理。1cm切り落としてジグザグ縫い。
  6. フリル付け。
  7. 「つゆ先」を縫い線の先に全部つける。
  8. 骨組みの「石突き」を外し、中裏になるように「天紙」と本体を重ねて傘の先から通し、「つゆ先」をそれぞれの骨の先にかぶせる。
  9. 本体布の先の縫い代を内側に織り込み、天紙と縫い合わせる。
  10. 「菊座」を縫い合わせて円形を作り、中裏に二つ折り。端をぐし縫いして絞れるようにする。
  11. 「石突き」が付いていたところから「菊座」を通し、10でぐし縫いした部分を絞って固定する。
  12. 「石突き」を戻す。
  13. 骨と本体布を1本に付き2か所ずつ縫い合わせる。
  14. UVカットスプレー→乾燥→防水スプレー→乾燥の順でスプレーする。

  

文字にするとかなり長いです……。

 

写真でも見ていきましょう。

 

まず生地。

ツートンカラーにしたかったので、4枚x2セット裁断しました。

「天紙」「菊座」「ネームバンド(傘をまとめる紐)」は、パステルグリーンでまとめています。

 

それぞれの型紙と骨組み本体、UVカットスプレーと説明書。

本体の型紙なのですが、縁になる部分以外は2cmで縫い代がとってあります。

最終的に1cmに切り直してジグザグミシンをかけます。

 

縁を縫い、本体生地をつなげて円にしたところです。

周りが汚いですがミナカッタコトニ……。

 

今回使ったフリルです。

お友達から買い上げたもので、幅約8.5cmあります。

ずーーーーーっと使いたくても使えなかった品なので、この時点でとても嬉しくなっています。

 

フリルを付けたところ。

大きすぎて見切れています。

この時点でもうかわいいと始終笑顔。

 

付け方は、縁を三つ折りにしたときにできる縫い線に、重ねて縫いました。

なので、裏は見ちゃいけません状態。

骨に固定している手縫い部分を全部ほどけば、再度加工可能なので、今度裏生地を作ってフリル部分の縫い代を隠すつもりです。

 

骨組みに取り付けて、手縫い工程も終わった状態。

まだスプレーはふいていません。

ぱっと見は普通の傘。

特にこれといってヨレることもなく、しっかり張られています。

 

スプレーをふいた後、自然光で撮影。

すっごくおしゃれで、わくわくが爆発しています。

 

畳んだ状態。

フリルがもうかわいい。

早く使いたくてウズウズしていました。

 

 

日傘製作にあたって、今回の反省および振り返り。

 

日傘をさす時には問題ないけれど、閉じるときに少々難。

折り畳み癖をつけていないので、とっても畳みづらい。

特に気にしなければ、たたみ癖をアイロンで付けておいた方がいいかも。

 

ネームバンドの付け方も少々考え直した方がいいかもしれない。

補強のためにとネームバンドと本体布にまとめてボタンを縫い付けた結果、たたみにく過ぎた。

ボタンも留めにくいので、少し大きめのボタン(直径3cmくらい)を使用したい。(現在1,5cm)

ネームバンドの長さ調節も必要。

(型紙には全長44cmと書かれていたが、ボタンに止めるための長さは書かれていなかった)

 

ミシン工程、手縫い工程ともに単調な作業のため、わりと根気がいる作業でした。

完成時の可憐さや、使い心地のわくわく等の楽しみという希望で縫いきった感じがあります。

 

総評。

 

かわいいは正義。

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