シュッとしたワンピース

今日は台風一過。

思っていたより涼しい風と、思っている以上の痛い日差しの中、お気に入りの日傘をさしていつものスーパーへ。

こういう日にさらっと着れる普段着ワンピースが欲しいなぁ。

先日購入したワンピースの本2冊と、生地を交互ににらめっこ。

よし、この布で。

選んだのは、かんたんソーイングに掲載してあったテーラードカラーとギャザースカートの組み合わせワンピース。

生地はこの真ん中で。

少し昭和な香りがしそうなデザイン、でも逆にこういうのがいい。

デザインって何度も時代を繰り返し回っているという風に聞いたことがありますが、まさにこういうことなんですね。

 

さっそくパターンを写し取って裁断。

接着芯は厚手のものを選択。

あまり薄いと、着るときによれて汚くなるのではという観点から。

しかし、これは若干ミスだったかもしれません。

理由は後述します。

 

パターンを写しているとき、元の着丈が長かったのでスカート丈を17cmほど短く製作。

これの通りに作っていたら、足首スレスレのスカートになってしまってなんだか……おかしい。

できればひざ下くらい。なのでがっつりカット。

 

掲載されている作り方に沿って、じっくり確認しながら縫製。

「ここのジグザグ処理、バイアスでくるんだら肌に当たった時かゆくなりにくそう」

「共布の腰ベルトの幅……縫い代付け忘れてる……(絶望&裁断し直し)」

「下糸巻いたら、まだ大丈夫と思っていた上糸がもうミリ……見えない端処理はロックミシンのスパン糸を使おう……」

などなど、かなり楽しんでおりました。主に絶望方向に。

数々の苦難(?)を乗り越え、やっと完成。

製作時間、食事休憩1時間込みで約7時間。

かなりの難産でした。

 

ボタンホールはミシンさんにお任せ(全自動)

しかしながら、ホールの向きまで考えていなかった。

縦向き指定だったのに、楽だからと横向きに開けてしまいました……。

完成間際が深夜帯だと、思考力も落ちます。大変危険です。

 

さらに危険なこと。

糸の選択。

まさかのベルト通しに使うループを、絹糸でしていたこと(着用時簡単に取れた)

糸が細すぎて耐久性がほぼありませんでした。

ここはすごく反省。

ボタン付けたその手でループ作ればよかったのに、全く頭が働いていませんでした。

 

問題の接着芯が入った襟ですが。

すごく屈強になりました。ぱきぱき。

おかげさまで形がピシーっと入って型崩れほぼゼロ。

これはこれでよかった気もしますが……どうせなら、普通厚みと混ぜて使ってもよかったかもしれません。

(裏面に厚地、表面に普通地とか)

 

パッと見は恥ずかしがるほどのミスはないですし、透け感もありませんし、大丈夫。

いつ着て行こうかな。

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