なんだか一気に秋らしくなってきました。
七分袖に薄手のカーディガン、または長袖ひとつで事足りる気温。
とても身軽で動きやすく、出歩くのはちょうどいい感じ。
少々天気が崩れることもありますが、ゲリラ豪雨みたいな大惨事は今の所ないので安心。
お天気続きも(お野菜的には)困りますので、多少気分転換に降ってもらっていただけると嬉しいな。
さて、前回は経緯と材料を並べておりました。
今回は制作に移っていきたいと思います。
用意するのは……
表生地、裏生地、接着芯(厚め)→19cmx32cm
表生地と同じ布で、紐→19cmx4cm
100均のクリップ→1セット
ざっと作り方を並べると……
*下準備 接着芯を表生地に貼る
- 本体の横幅に合わせて切った紐を三つ折りにして、端をたたく
- 表生地に1の紐をつけ、クリップを付けるところにミシン
- マジックテープを表裏、両生地に付ける
- 生地を中表にして、蓋になる部分はコの字に、袋になる部分は端だけ縫う
- 縫っていない所の布を持ち上げ半分に折り、返し口を作って縫う
- 5の返し口から表に返し、返し口をコの字縫い
- アイロンで仕上げて完成
こんな順番。
では、細かく見ていきます。
1. 本体の横幅に合わせて切った紐を三つ折りにして、端をたたく
バイアステープの両折りのような形に端を折ってアイロンで癖付け。
幅1.5cmの大きさになる様にして、長辺を縫います。
横の両端が空いたままになっていますが、ここは表生地で挟んで縫い込んでしまうので、縫わなくても大丈夫です。
2. 表生地に1の紐をつけ、クリップを付けるところにミシン
表布の方向がなければ、上下どちらでもいいです。短辺の端から10cmの所に紐を置き、ミシンで止めます。
長辺の端から3cmと5cmのところを縫います。
反対側も同じ長さで縫っていきます。
3. マジックテープを表裏、両生地に付ける
表生地は、紐を付けた反対側の短辺から計って7cm。
裏生地は、短辺から計って2cmの所で縫い止めます。
ともに表にぬいつけます。
4. 生地を中表にして、 蓋になる部分はコの字に、袋になる部分は端だけ縫う
この時注意点が一つ。
マジックテープの位置なのですが、表生地と裏生地のマジックテープの位置が重ならない向きにしてください。
写真では、表生地のマジックテープが上にあるので、裏生地のマジックテープが下に来るように中表に合わせればOK。
まち針の位置間違ってます……ね……。
『蓋になる部分はコの字に、袋になる部分は端だけ縫う』
とありますが、写真では結構適当。申し訳ありません。
ポケットの蓋になる部分の周囲を縫い代1cmでぐるりとミシン。
反対側は縫い代1cmで直線縫いだけします。
ぐるりと縫うところの始点と終点は、先に縫い付けた紐を基準にするといいです。
形になると、この紐はポケット部分の背面に付くことになるので、この紐を縫わない手前から始めてぐるりと縫うことになります。
5. 縫っていない所の布を持ち上げ半分に折り、返し口を作って縫う
*出来上がるまでは気づかなかったのですが、実はこの紐の位置、短すぎたので後でほどいております。正しくはこの紐、この時点で縫いません。
片方の布を持ち上げて、直線に塗った部分を開いたところと、コの字で縫った始点、終点を合わせます。
横から見たらこんな形。
返し口は、裏生地に作るようにしてください。(手縫いで始末した後中に入れ込みます。)
写真の状態で開いている長辺を縫います。
ただ、このまま最後まで縫ってしまうと、先ほど縫ったコの字の部分まで縫ってしまうことになるので、表生地と裏生地を縫い合わせているところまで片方を一旦縫い終わり、開いた後刺し直してもう片方の生地を縫ってください。
6. 5の返し口から表に返し、返し口をコの字縫い
返し口から表に返して角を出し、返し口を手縫いで閉じます。
7. アイロンで仕上げて完成
最後にアイロンでしっかり形を整えて、完成になります。
アイロンをかけただけでも十分見栄えはいいのですが、蓋が少々だぶついたので、今回は端ステッチしています。
ちなみにクリップをつけるとこんな感じ。
この白いクリップ部分を、ポケットやズボンのベルト、腰回りに付けて使います。
今回の良かったところ。
接着芯を入れたことで形がしっかりして、ハンカチ等布系のものを入れてもヘタれず使い勝手がよろしい。
そして反省点。
パーツの位置がややこしく、混乱しかけました。
その上、説明も曖昧なところがあったり……今回ちょっと自信ないです。
もしかしたらもっと見やすいサイト様があると思いますので、探していただけるといいかも……。
この移動ポケットは簡単な方らしく、もっと頑張ればカード入れみたく、外側にポケットを付けられるレシピがあったのを覚えています。
入れるものでどれだけポケットを増やすか、大きくするかを決めるのも楽しみの一つです。
もっといっぱい作ってみたいな。
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