八重咲クレマチス

『戻り梅雨』なるものが今来てるそうで。

確かに雨続き。

涼しくていいのですが、これはこれで困ります。

 

ひとつ、お散歩に行けない。

傘をさして歩くのも悪くはないのですが、いかんせん傘を持つことがちょっとだるい。

ええ、怠けております。いかんです。

 

ひとつ、洗濯物が干せない。

部屋干し一択。

除湿+扇風機で空調がんばっておりますが、作業部屋に干しているのであまり居心地はよろしくありません。

お天気になぁれ。

 

ひとつ、体調だだ崩れ。

気圧とお天気に左右されてしまうこの体調。

さっきまでお天気だったのに突然辺りが暗くなったと思えば、土砂降りの雨。

体調が一気に下降して、なんと言いますか……背中だか頭に重い石を背負わされたような感覚になるんです。

これがかなり困難で、だるい→眠い→チカラガデナイ…… となってしまいまして。

つまり動けなくなります。

梅雨時は危ないなと思っていたのですが、想定以上でした。

 

体力が足りないのか、単にメンタルがお豆腐なだけなのか……

とりあえず生き抜くことだけに専念します。

 

 


 

今回は、来る日に向けての作品作り。

弔事の際に付ける髪飾りをデザイン、制作しました。

 

土台はコーム、お花をつまみ細工、サテンリボンで制作。

八重咲クレマチスのコーム サテンリボン付き。

 

クレマチスを選んだのは、花言葉に『旅人の喜び』があったからです。

クレマチスは「ツル性植物の女王」と呼ばれていて、非常に丈夫なツルをはわせるそうです。

「旅人の喜び」

丈夫なツルは縄や紐として活用されたほか、ベッドの底に張り詰めてクッションとしての役割も果たしました。ヨーロッパの宿では、「旅人が快適な時間を過ごせるように」と願いを込めて、玄関にクレマチスを植える風習があります。

花言葉の由来

 

このことから、無事に旅ができるように、休むときはゆっくり休めるようにと願いを込めました。

 

 

ここから制作過程。

花びらは、1輪につき外側が3cm角、内側が2,5cm角、各6枚ずつ。

おしべには濃いめの紫の刺繍糸をボンドで固めて、花びらに貼り付けています。

中心のビーズは空色~淡いピンクのグラデーションパールビーズ。

サテンリボンは5mm×30cmほどを使用。

 

刺繍糸のおしべの作り方は、福寿草を作った時に解説しています。

こちらも合わせてどうぞ。

 

今回悩んだところが一つあります。

中心のパールです。

 

制作するにあたり、クレマチスの花を調べていたのですが、色んな種類がありどれを手本にするか悩みました。

中心が黄緑色で細かいもの、濃い紫色で丸くなっているもの。

それに合わせてパールにするか、つまみで再現するかも悩みました。

色んなビーズやパールを重ねてみたり、色布を合わせてみたり。

結局は、刺繍糸とパールでまとめられたわけですが、また別の表現方法でもよさそうです。

 

できればもう一つクレマチスの作品を作りたいので、その時に実践してみようと思います。

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