マスクボックス vol.1

毎回出かけるたびに思うのですが。

一人で歩く時や、用事があるときは晴れてくれるのに、友人とお会いして遊ぶ時に必ずと言っていいほどお天気が悪くなる。

なんなんでしょう、浮かれるなということなのでしょうか。

雨女とかではなさそうなのですが、お天気が悪くなりやすい性質って何か名前ありませんかね。

 

もしかしたら「外に出るな」というお告げ……いやいや。

お天気が悪くてもお外には出たいのです。

こういうご時世ですもの、怖いけれど。

部屋にこもっていたらカビが生えてしまいそう。

しっかり換気、しっかり手洗い、しっかり消毒。

乗り越えていきましょう。


 

さて、今回は思い付きで作った作品をひとつ、ご紹介いたします。

まず完成品。

柵やフックに引っ掛けられるマスクボックスになります。

量が入っていないので、あまり使用感が得られませんでしたが、そこはお許しを。

 

2,3回の記事に分けて、この作り方を解説していきたいと思います。

 

まず経緯。

 

新環境にやっと慣れてきたものの、このご時世。

やはり怖いのはコロナと花粉(オマケ)。

用心に用心を重ねて、マスクストックを積み重ねるには場所がないし、そもそもマスクの箱を置く場所がない。

最近の生活は、インスタで掃除のしやすい物の置き方や片付け方を模索していて、

よくお風呂用品をタオルハンガーに引っ掛けられるフックや、シャンプーボトルを引っかけるなんてこともできるみたいで。

 

置ける場所が少ないなら、フックを引っかけて吊るしてしまえばよいのでは?

しかも、マスクが入っていた箱とほぼ同じ寸法にすれば、まるまる入って出しやすい、残りが見やすいなどなど利点があるのでは??

 

ここから制作意欲に火が付きます。

 

まず頑丈に作りたい。

硬めの接着芯?まだ緩い。

カバンの底板?そもそも高いし在庫もない。

 

そこで頼ったのが、「COTTON FRIEND 春号 vol.78」/ブティック社

こちらに掲載されていた、手作り裁縫箱を参考にさせていただきました。

これなら頑丈にできるし、綺麗に装飾もできるし、材料がすべて手元にある。(ここ最重要)

あとは組み立て方と、持ち運びできるようにかさばらない形状に分解できることを重点に置きました。

 

 

材料はこんな具合。

  • 元になるマスク箱……商品によって違いがあると思うので、好きな商品を選び、採寸してください。
  • 段ボール……A3くらいあれば余裕だと思います。
  • 厚紙……段ボールに貼る分になります。A4x3~4枚あると余裕がでて失敗した時に助かります。
  • 表布……作る箱の面積+周りにのり代分1,5cmを足した分。フックにひっかける紐は50x7cm(縫い代含む)、マジックテープをつけるタグは10x6cm(縫い代含む)です。
  • 裏布……切り出した厚紙に貼る分
  • ボタン……直径3,5cmと直径2,5cmを2つずつ
  • マジックテープ……2cmx2セット
  • マスキングテープ……段ボールの切り口をカバーするためのものです。幅広であればカバーしやすいと思います。
  • 裁縫道具……フックにかける紐や、ボタンホール、ボタンの縫い付けなどなど。
  • 木工用ボンド……普通の木工用ボンドでもいいですが、今回こういうボンドを使ってみました。

少々お値段はしますが、接着力抜群。もちろん指にガンガンくっついてきますので、作業の時には濡れフキンなどお忘れなく。

後あるといいものは、ボンドを伸ばすもの。

厚紙を切ったときのきれっぱしでも、瞬着についてるハケみたいなのでも。

使いやすい物を選んでください。

 

材料の段ボール、厚紙、マスキングテープ、マジックテープは100均で手に入ると思います。

あとは薬局と生地屋さんで、お好きなものを選んでください。

 

少し長くなってしまいました。

次回から制作工程を書いていきたいと思います。

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