マスクボックス vol.2

昨夜から今日にかけて、低気圧がいらっしゃってるそうで。

お昼に買い物を終わらせて、早々に帰宅しこの記事を書いているわけですが……。

まーしんどい。なんというか、重い。

何とか(コーヒーという最終兵器で)抗いながら、進めております。

 

書き終えたらひと眠りしよう……。

 


 

前回からの続きになります。

マスクボックスの材料や、製作するまでに至る経緯について書いています。

前回の記事にかけていなかった捕捉を。

 

材料に、細めのゴム紐が必要になります。

3コールくらいの細さや、極細髪留めゴムみたいなのがあれば大丈夫です。

マスクを入れた後、蓋をするときにボタンに掛ける役割になります。

長さは大目に見て15cmほどあればいいと思います。

 

それともう一つ、厚紙と段ボールを接着する際、乾くのが待てない等ありましたら、両面テープを使うことも可能ですので、準備しておくのもアリです。

これは次回説明します。

 

では、製作に入りましょう。

まず図面から説明。

箱の展開図
のり代、隙間の余裕分

@ 下準備 @

元になる箱は、お求めになったマスクの箱を採寸してください。

上の展開図で、Bの部分だけサイズが違うのは、ここをDより短くして隙間を開け、その隙間からマスクを取るためです。

マスクを取る部分のAに、指でつまめる程度の滑らかな曲線を付けています。

計り方は、

1、蓋になるAを採寸。

2、線の中心から1,5cmずつ。高さ1cmほどの曲線を書く。

これで、3cmx1cmの小さな山形の曲線ができると思います。

うまい具合に曲線が書けないときは、メジャーや糸巻きなど、丸いものを印に合わせて書くとやりやすいです。

 

表布は、採寸した箱の大きさにのり代分、隙間の余裕分を上図の下の寸法分足して裁断してください。

外側はのり代1,5cm。隙間分は0,5cmです。

裏布は、採寸した箱の大きさに、のり代分1,5cmを足した四角形を裁断します。

 

タグ用の表布を2枚、紐用の表布を2枚用意します。

 

@ 作り方 @

ざっくり工程 ~ミシン編~

1、タグの6cmの内、縫い代1cmずつ折り、さらに真ん中で折り端縫いして、2x10cmのタグを2つ作る。

2、作ったタグにマジックテープのオス面(硬い方)をそれぞれつける。

3、50x7cmの紐を中表に合わせ、真ん中に5cmの返し口を残し1cm縫い代で一周する。

4、紐を返し口から返してアイロン。ステッチを一周して返し口を閉じ、端から2cm内側の所にボタンホールを紐の両側に作る。

 

 

@ 詳細 @

1、タグの6cmの内、縫い代1cmずつ折り、さらに真ん中で折り端縫いして、2x10cmのタグを2つ作る。

2、作ったタグにマジックテープのオス面(硬い方)をそれぞれつける。

写真では、ボタンを先に付けています。

ボタンを先に付けた場合、マジックテープを付ける時にミシンにかけられないため、手縫いになります。

マジックテープをミシンで縫い付けた後、ボタンを付けるには少々難ですが、頑張ってつけてください。

 

3、50x7cmの紐を中表に合わせ、真ん中に5cmの返し口を残し1cm縫い代で一周する。

4、紐を返し口から返してアイロン。ステッチを一周して返し口を閉じ、端から2cm内側の所にボタンホールを紐の両側に作る。

ボタンホールはミシンの設定に従って作ってください。

今回、鳩目穴ボタンホールを使っていますが、特に理由はありません。

お好きなボタンホールを選択して作ってください。

写真では角を落として丸くしていますが、角を落とさず四角形でもいいとおもいます。

お好きなデザインで縫ってください。

 

ミシンはこれだけです。

後は工作になります。

たっぷり時間の余裕をもって作りましょう!

(デザインから完成まで半日かかりました)

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