マスクボックス vol.3

とってもいいお天気!!

……と、意気揚々と外に一歩。

風が寒すぎて回れ右しました。

この気温が普通なんでしょうか、もうちょっと暖かかったような気もするのですが。

しかし、その分運動するにはちょうど良いのかもしれません。

 

ふと思い立って、いつも通っているスーパーの向こうに、新しいスーパーができていたので偵察がてらお散歩。

少し早歩き気味で腹式呼吸を意識。

ほどよく体が温まったところに涼しい風が。

散策と称して運動することを習慣づけるには、いい時期みたいです。


 

マスクボックスの製作ご紹介、第三回。

今回は工作編です。

前回はミシンで作る部分。vol.1は経緯と材料の説明です。

vol.2で、足りなかった材料を書き足しているので、合わせてみていただけると安心設計。

それでは、工作編。まいりましょう。

@ 作り方 @ ざっくり工程

1、表布に紐付け用のボタンとマジックテープのメス面(柔らかい面)を付ける。

2、採寸した箱の寸法通りに、段ボールと厚紙を切り抜く。段ボールは1枚ずつ、厚紙は2枚ずつ。

3、段ボールの切り口に、マスキングテープを貼る。蓋になる部分は切り込みを入れて沿わせる。

4、段ボールの片面に厚紙を貼り付け、厚紙を貼った部分を表布の裏側に貼り付ける。

5、表布ののり代部分を折り返し、段ボールに貼り付けていく。

6、残っている厚紙に裏布を貼り付ける。

7、段ボールを付けた表布に、タグ2枚、ゴム紐2つをつける。

8、6で作った厚紙をそれぞれの段ボールに貼り付ける。

 

しっかり乾燥させて、組み立てたら完成。

 

工作編の方が若干長いです。頑張っていきましょう。

 

@ 詳細 @

1、表布に紐付け用のボタンとマジックテープのメス面(柔らかい面)を付ける。

マジックテープが同色でとても見えにくいと思いますがお許しを。

ボタンの位置は、ボタンの大きさにもよりますが、上からのり代1,5cmぎりぎりの所。

横は布の半分あたりにしました。

マジックテープはできるだけ底板とくっつけたかったので、これも下からのり代1,5cmぎりぎり。

写真では定規を当てていますので、こちらを参考に。

  

2、採寸した箱の寸法通りに、段ボールと厚紙を切り抜く。段ボールは1枚ずつ、厚紙は2枚ずつ。

図で説明すると、こんな感じ。

アルファベットが同じものは、同寸法と考えてください。

これを段ボール1枚ずつ。厚紙は2枚ずつ切り取ってください。

切り取った板に、アルファベットもしくは番号を振っておくと、後で間違いにくいです。

  

3、段ボールの切り口に、マスキングテープを貼る。蓋になる部分は切り込みを入れて沿わせる。

テープを貼った端処理ですが、折り返し分はひつようありません。そのまま切ってしまっていいとおもいます。

下の写真は、2の工程で出した図の「A」の部分になります。

ここの円形の部分にテープを貼る場合、先に曲線の切り口に合わせて貼り、面に貼る部分に一定間隔で切れ込みを入れるとシワがよりません。

 

4、段ボールの片面に厚紙を貼り付け、厚紙を貼った部分を表布の裏側に貼り付ける。

5、表布ののり代部分を折り返し、段ボールに貼り付けていく。

ちょっと先に進んでしまっている写真しかありませんでした。

2の工程での図、「A」や「D」などの角になる部分は、0,5cmほど生地を残して角をおとしてからおりたたんでください。

「D」と「B」の間の角には、はさみでぎりぎりまで切り込みを入れると、綺麗に貼れます。

「A」の板の曲線部分は、テープを貼った時と同じ要領で切れ込みを入れ、貼り付けます。

 

6、残っている厚紙に裏布を貼り付ける。

内布の裏面に厚紙を貼ります。この時、ボンドを薄く厚紙側に塗ると貼りやすいです。

四隅を0,5cmずつ生地を残して角を落とします。

厚紙の端にボンドを塗り、布を貼り付けます。

 

7、段ボールを付けた表布に、タグ2枚、ゴム紐2つをつける。

タグは、「A」の板と接する線から1cm上。

貼る部分の長さは、上の写真で4cmほどになっていますが、4,5cmくらいでも大丈夫です。

ゴム紐は、3コールほどの細さ。

もしくは極細の髪ゴムがあれば15cmほどの長さを二つに分けて、輪にします。

上の展開写真の赤い点部分に、ゴムをつけてください。

外れるのが不安であれば、輪にした結び目。または縫い目にした部分の上から、別布を貼り付けて固定してください。

 

8、6で作った厚紙をそれぞれの段ボールに貼り付ける。

貼る板を間違えないように貼りましょう。

(寸法間違えてることにここで気づいてしまった私、見ないふりをしました……)

 

後はよく乾かして、組み立てます。

下の「B」の板を立てて、マジックテープを接着。

マスクを箱から出し、マスクボックスへ。

「A」の蓋を持ち、「C」の板にかぶせるようにしてたたせたら、「A」の板に付けたゴムをタグにつけたボタンに掛けます。

ぶら下げたい位置を選び、「D」に付けたボタンに紐を両方付けます。

 

これで完成。

勝手口の下駄箱に付けてみました。

これならマスク忘れた時に、スッと出せて便利。

箱から出してそのまま移動させたものだと、耳に掛けるゴムが絡んでいることがあるので、できればほぐしてからマスクボックスに入れてあげると後が楽です。

 

応用方法として、

ひっかけるための紐の長さを変える。

表生地を無地にして、アップリケを付けたりステンシルでデザイン。

「A」の板をティッシュボックスの形にしてしまう。

ラインストーンを付ける。

……などなど、色々ありそうです。

  

ぜひ作ってみてください。

 

そして、もしよろしければ。

作った作品を、Twitter、もしくはInstagramにて投稿していただけると、大変喜びます。

もちろん両方投稿していただけると嬉し泣きます。

投稿する際は、ハッシュタグ「#ZeronoUsagi作品」をつけてください。

 

 

それでは、よいハンドメイドライフを。

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