秋晴れが続いて動きやすい、服も合わせやすい、なんてよい日々なんでしょう!と思っていた矢先の雨。
雨の音は嫌いではないのですが、雨に対しては行動を起こそうとするには、やっかいな相手だと思います。
そういう時は出かけるのをやめ、室内で黙々と作業するのがよし。
さっそくつまつま…の前に、最近お世話になっている書籍をご紹介したいと思います。
こちらの書籍は、ひとつの花びらから美しく見せるノウハウ、失敗しないためのコツなどびっしり詰まったものです。
作れる花びらも数多くあり、掲載されてるレシピがとてもわかりやすく、どの大きさの布が何枚で、何個分のお花ができるかも書かれています。
一番うれしかった内容は、写真が多かったこと。
ただ単に写真が多いだけではなく、一つの工程…たとえば、台座に花びらを付ける時。
色んな角度から撮影されていて、陰になっているところが少なく、「ここってどうなっているの?」がすんなり解決するんです。
もし、「これからつまみ細工始めます!」と、道具を揃えるところから始めようとしているのなら、おすすめの一冊になります。
しかし、ちょっとした注意点が一つ。
つまみ細工の作り方で、木工用ボンドなどで接着できる簡単な方法と、「でんぷん糊」でつくる「糊板」を使用した方法があります。
こちらの書籍は、後者のでんぷん糊を使用した工程になります。
専門的なお店からお道具を取り寄せすることになるかもしれませんが、お店紹介のリンクもこちらの書籍に掲載されているので心配はいりません。
「製作方法と、材料が他とはちょっと違いますよ」ということです。
最近は、この書籍を参考にさせていただき製作しています。
今回目に留まった作品は、「玉バラのバレッタ」
以前、椿は作ったことがあるのですが、なんとも不格好で今にも崩れ落ちそうな形になっていました。
製作方法は椿とさほど変わらないので、それを踏まえてしっかり習得しようとチャレンジです。
色合わせをして並び方を頭の中で想像。レシピ通りの大きさと枚数をカット。
バレッタに台紙を貼り、下準備完了。
でんぷん糊で糊板を作り、そこに花びらをちょんちょん…ちょん…
花びらができたら、土台となるバレッタに葺いていきます。
この時のわからなかった裏側が書籍に細かく掲載されていて、少し格闘しつつも無事一つ。
この調子で、二つ、三つ。
花びらの形を整え、潜り込んでいる布を立たせて、葉っぱを間に差し込めば…。
達成感すごかったです。
作品が完成した上に、撮影でも結構力を入れてしまったのもありますが。
まだまだもっといいものが作れるよう、日々精進してまいります。
それでは、よい週末を…。
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